パワーシリンダ ウォームシリーズ

- ウォームシリーズは油圧シリンダからの置換えに最適な電動シリンダです。
- ウォームシリーズ LPWBは、つばきが長年培った技術を生かした高精度ウォームギヤと、高効率ボールネジを採用し、大推力を実現しました。
- 許容推力:49~490kN
- 称呼速度:5~72mm/s
【CO2排出量低減】【電気代低減】
特長
パワーシリンダ ウォームシリーズ 動画コンテンツ
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・クリーン
油圧ポンプや配管がないので、接合部からの油漏れの心配がありません。
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・設置が簡単
油圧ポンプや配管は不要。三相電源をつなぐだけで動作が可能です。
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・正確な制御が可能
インバータなどにより、速度変更や正確な位置決めが可能です。
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・低コスト
部品点数を大幅に削減し、コストダウンを実現しました。
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・高負荷容量
特殊合金の採用により、ジャッキと同じく大荷重にも対応可能です。 (大推力ゾーンでは、最大荷重50t)
限りなく油圧シリンダに近い、コンパクトな形状
- ・減速部につばき製の高精度ウォームギヤを採用し、ボールネジとギヤ部の支持構造を一体化しました。
- ・従来の電動シリンダと違い、ブラケット部が不要なため、全長を大幅に短縮できます。
- ・本体の取付は、油圧シリンダでもっともポピュラーな両端クレビス取付です。

ポンプや配管は不要で設置が簡単
油圧シリンダ

パワーシリンダ ウォームシリーズ

パワーシリンダは電源を繋ぐだけで動作可能
油圧シリンダの簡易推力計算
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油圧シリンダ出力をパワーシリンダ概略推力へ換算するための推力計算をオンラインでお試しいただけます。
オプション
・L:ストローク調整外部LS (2個付)
・R:ロータリエンコーダ
・Y:カウンタLS *1
・C:クレビス金具付
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・K2, K4:ストローク調整内部LS
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・J:ジャバラ付 *2
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・P:ポテンショメータ
・従来のパワーシリンダでは併用できなかったクレビス金具と位置検出ユニットの組合せが可能になりました。


パワーシリンダ ウォームシリーズ

- *1 カウンタLS付の場合、K2, K4, P, Rとの併用はできません。
- *2 ストロークは変わりません。
形番表示例
LPW | B | 5000 | DR | 10 | □□C |
| シリーズ名 |
| ネジ種類 |
| 許容推力 |
| 本体形状 |
| ストローク |
| オプション |
パワーシリンダ ウォームシリーズ |
B:ボールネジ | ライトアングル形状 | 2:200mm 5:500mm 10:1000mm |
製品形番一覧
形番 | 許容推力*1 | モータ容量 kW |
参考寸法図 | 定格推力*2 (速比により推力が異なる) |
速度 mm/s |
称呼 ストローク mm |
モータ仕様 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
kN | {kgf} | kN | {kgf} | ||||||||||
LPWB5000 | 49 | 5000 | 0.4 | 0.98~28.4 | 100~2900 | 24~5 | 200~1000 | 無励磁作動型ブレーキ付 三相誘導電動機 IP55相当 |
|||||
0.75 | 3.92~49.0 | 400~5000 | 36~5 | ||||||||||
1.5 | 18.6~49.0 | 1900~5000 | 36~5 | ||||||||||
LPWB10000 | 98 | 10000 | 0.75 | 3.92~38.2 | 400~3900 | 20~6.6 | 500~1500 | ||||||
1.5 | 1.96~96.0 | 200~9800 | 48~6.6 | ||||||||||
2.2 | 11.7~98.0 | 1200~10000 | 48~6.6 | ||||||||||
3.7 | 33.3~98.0 | 3400~10000 | 48~6.6 | ||||||||||
LPWB20000 | 196 | 20000 | 3.7 | 3.92~196 | 400~20000 | 72~10 | 500~2000 | ||||||
5.5 | 25.4~196 | 2600~20000 | 72~10 | ||||||||||
7.5 | 49.0~196 | 5000~20000 | 72~10 | ||||||||||
LPWB30000 | 294 | 30000 | 5.5 | 5.88~294 | 600~30000 | 72~10 | 500~2000 | ||||||
7.5 | 30.3~294 | 3100~30000 | 72~10 | ||||||||||
11 | 71.5~294 | 7300~30000 | 72~10 | ||||||||||
LPWB50000 | 490 | 50000 | お問合せください | 500~2000 | お問合せください |
- ※許容推力とは、シリンダ自身が許容出来る最大荷重です。
- ※定格推力とは、モータ定格トルクより換算した推力です。
- ※インバータ駆動の場合は、定格推力の確認が必要となります。
- ※上記の仕様一覧表は、モータ時間定格S2:30min、負荷時間率25%EDでの発生能力となります。
- 低頻度の場合は、モータサイズを下げることも可能です。
- ※上記の仕様一覧表以外にも、特殊組み合わせも対応いたします。
- ※図面は参考図です。詳細仕様により寸法は変更となります。
- ※詳細についてはお問い合わせください。