メンテナンス情報
  • 2021/08/10 8:00
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Q&A  直線作動機

お客様から寄せられました「よくある質問」をQ&A形式で掲載しています。質問をクリックして回答へお進みください。

パワーシリンダ

Q&A内で語句

Q1パワーシリンダは環境にやさしいのでしょうか?
Q2RoHS指令に対応できますか?
Q3パワーシリンダの給脂サイクルはどのくらいですか?
Q4減速部のグリースの交換の必要性はありますか?
Q5違うメーカーのグリースが混ざっても大丈夫ですか?また、初期グリースは指定できますか?
Q6パワーシリンダの減速部と作動部でなぜグリースのちょう度が違うのですか?
Q7台形ネジ・ボールネジの寿命はどのくらいですか?
Q8ブレーキ付モータのブレーキ寿命はどのくらいですか?
また、ブレーキトルクの調整はできますか?
Q9屋外仕様の場合、雨水がかかっても大丈夫ですか?
Q10腐食性雰囲気で使用可能ですか?
Q11クリーンルームで使えますか?
Q12パワーシリンダの使用可能温度範囲は? (水平・斜め・吊下など)
Q13パワーシリンダの使用環境で標高1000mを超えても使えますか?
Q14手動でパワーシリンダのストロークの調整ができますか?
Q15カタログの許容起動頻度を超えて使用した場合、どうなりますか?
Q16パワーシリンダは押し側と引き側で推力は変わりますか?
Q17特殊モータにも対応可能ですか?
Q18パワーシリンダの停止精度を上げるにはどうしたらいいですか?
Q19台形ネジタイプのシリンダでブレーキは必要でしょうか?
Q20トルクリミター付のパワーシリンダのトルク設定はどのようになっていますか?また、設定トルクの低下はありますか?
Q21ストロークエンドで内部当て止めをしても問題ありませんか?
Q22パワーシリンダを2台連動で使用する場合、何故2台ともストローク調整用のリミットスイッチが必要なのですか?
Q23ストローク調整用外部リミットスイッチは何個まで取付けられますか?
Q24パワーシリンダ用のロータリエンコーダの出力形態はどうなっていますか?また、特殊対応も可能ですか?
Q25塗装がはがれた場合、どうしたらいいですか?
Q26パワーシリンダのロッド回転防止は必要でしょうか?
また、オプションの外部リミットスイッチユニットのLSロッドで回転防止は行えますか?
Q27パワーシリンダにガタはありますか?
Q28トラニオン金具が固着しました。どうしたらいいですか?
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Q1パワーシリンダは環境にやさしいのでしょうか?
A1

使用条件や計算基準により異なりますが、一般的に電力消費量は油圧シリンダの1/3、エアシリンダの1/10程度と考えられています。
これはパワーシリンダはロッド伸縮時のみにモータが作動(電力消費)しますが、油圧やエアはロッドが伸縮していない間も負荷保持する為にオイルや空気を送り続けなければならないからです。
つまり、油圧ポンプやコンプレッサを稼働し続けるので、電力消費量が多くなるのです。
パワーシリンダの負荷保持は無励磁作動形ブレーキで行いますので、作動音も静かで、シール劣化によるオイルやエアの噴出しもありません。

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Q2RoHS指令に対応できますか?
A2

使用部品を見直し、ほとんどの機種において標準でRoHS指令に対応しています。
標準でRoHS指令に対応できていない機種も一部ありますが、対応は可能ですので、当社までご依頼ください。

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Q3パワーシリンダの給脂サイクルはどのくらいですか?
A3

給脂栓がなく、給脂ができないものもありますが、給脂のできるタイプは添付の表の通り給脂してください。

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Q4減速部のグリースの交換の必要性はありますか?
A4

パワーシリンダは高品質のグリースを封入していますので、そのまま一定期間使用することができます。
ただし、高頻度で長年使用したり、長期間保管されていた製品の場合、グリースの劣化や乳化しているおそれがありますので、ご点検の上、使用または交換をお勧めします。

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Q5違うメーカーのグリースが混ざっても大丈夫ですか?また、初期グリースは指定できますか?
A5

カタログの推奨グリースであれば、基油が同じであるため、混ざっても特に問題はありません。
初期グリースのメーカー変更は可能ですのでご依頼ください。
ただし、当社推奨グリースと同等の性能が発揮できるグリースであることが条件になります。

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Q6パワーシリンダの減速部と作動部でなぜグリースのちょう度が違うのですか?
A6

減速部はグリースバス方式としています。ギヤの攪拌抵抗を低減させるため、少し柔らかいちょう度No.1を採用しています。
一方で作動部はネジ部にNo.2 グリース塗布しています。
グリースが飛散してしまうと寿命が極端に低下してしまいますので、ネジ軸上のグリースの飛散を抑えるため、やや固いちょう度No.2 を採用しています。
メンテナンス時に使い分けで混乱するのを防ぐため、1種類にまとめたい場合は、ちょう度No.1のグリースをお使いください。
作動部にちょう度No.1のグリースをお使いの場合は寿命低下を避ける為に定期的に給脂を行ってください。

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Q7台形ネジ・ボールネジの寿命はどのくらいですか?
A7

台形ネジ:
計算による寿命の算出はできませんが、過去の経験より、おおよその寿命を予測することは可能です。
使用条件などをご連絡の上、当社にお問い合わせください。
ボールネジ:
B10寿命により、期待走行寿命の計算が可能です。
概略の寿命は荷重-寿命線図をご参照ください。
詳細な寿命が必要な場合は、使用条件などをご連絡の上、当社にお問い合わせください。
(B10寿命とは複数の同一ボールネジを同条件下で運転した場合、90%以上が剥離を起こさず、達し得る寿命のことです。)

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Q8ブレーキ付モータのブレーキ寿命はどのくらいですか?
また、ブレーキトルクの調整はできますか?
A8

ブレーキの寿命は負荷トルク、負荷慣性、ブレーキ結線、保守などで変わりますが、総制動回数は、100万~200万回程度と考えています。
ブレーキトルクの調整が可能なパワーシリンダは一部ありますが、ブレーキの寿命が大きく低下するおそれがあります。
このため、可能な機種においても当社で調整を行い出荷していますので、お客様で調整しないでください。
どうしても調整が必要な場合は当社にご相談の上、返送ください。
ブレーキの寿命は負荷トルク、負荷慣性、ブレーキ結線、保守などで変わりますが、総制動回数は、100万~200万回程度と考えています。

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Q9屋外仕様の場合、雨水がかかっても大丈夫ですか?
A9

屋外仕様とは全く水が入らない構造ということではありません。
パワーシリンダは伸縮時に水を内部に引き込むおそれがあります。
多少の水が内部に浸入しても問題はありませんが、多量に水が浸入した場合、パワーシリンダの機能を大きく損なうおそれがあります。
長期的に良好な運転を維持させるためにパワーシリンダ本体にはカバーなどを設けて、雨水が直接かからないような対策を施してください。
また、作動中に水がかからないように対策を施してください。

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Q10腐食性雰囲気で使用可能ですか?
A10

酸・アルカリ・塩分などの腐食性雰囲気があり、それぞれに合わせた塗装・表面処理・材料を変更しての対応が可能です。
腐食性雰囲気の種類とレベルを確認して当社までお問い合わせください。

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Q11クリーンルームで使えますか?
A11

クリーン度の保証はできませんが、多くの納入実績を持っています。
パワーシリンダは全閉構造ですので、ブレーキ摩耗粉やグリースの飛散がほとんどありません。

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Q12パワーシリンダの使用可能温度範囲は? (水平・斜め・吊下など)
A12

標準的なパワーシリンダは0~40°Cの範囲で使用可能です。低温側はシリーズにより異なりますのでカタログをご参照ください。
カタログ値よりも低温でご使用の場合、ベアリング、グリース、モータなどを変更して対応可能なシリーズもありますので、使用条件などをご連絡の上、当社にお問い合わせください。
カタログ値よりも高温でご使用の場合、発熱などを考慮して、耐熱クラスを上げたモータに変更や電源モジュール別置きの必要性がありますので、使用条件などをご連絡の上、当社にお問い合わせください。

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Q13パワーシリンダの使用環境で標高1000mを超えても使えますか?
A13

モータを標高1000mを超えて、ご使用の場合は、空気が希薄となる為、冷却効果が低下します。使用サイクルで温度上昇をチェックする必要がありますので、使用サイクルをご連絡の上、当社へお問い合わせください。

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Q14手動でパワーシリンダのストロークの調整ができますか?
A14

ほとんどの機種において、手動操作軸を設けており、ストロークの調整が行えます。
手動操作を行う場合は、パワーシリンダにかかっている負荷を取り除いてから行ってください。

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Q15カタログの許容起動頻度を超えて使用した場合、どうなりますか?
A15

許容起動頻度はモータ・ブレーキ・ネジの発熱を考えて規制しています。
パワーシリンダの定格推力に対して、お客様の使用推力が小さい場合には、許容起動頻度を超えて使用可能な場合もありますので、許容起動頻度、パワーシリンダ形番・使用推力・使用サイクルをご連絡の上、当社へお問い合わせください。

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Q16パワーシリンダは押し側と引き側で推力は変わりますか?
A16

油圧シリンダとエアシリンダではオイルまたはエア吸排の関係で押し側と引き側で推力が変わります。
パワーシリンダの場合、基本的に押し側と引き側で推力は変わりません。
ただし、一定以上のストロークの場合、座屈強度の関係で推力を抑えています。
この場合でも引き側の推力はその形番の推力を発揮できます。

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Q17特殊モータにも対応可能ですか?
A17

海外規格モータ : UL、CE、CCCなどのモータの取付けが可能です。
インバータモータ : 定トルクタイプ、定馬力タイプのインバータモータに対応可能です。
サーボモータ : 各電機メーカーのサーボモータに対応可能です。
ただし、入力回転速度は2000r/min 以下としてください。
エコシリーズサーボタイプの70フレームは3000r/minまで入力可能です。

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Q18パワーシリンダの停止精度を上げるにはどうしたらいいですか?
A18

ブレーキはモータと同時結線としています。停止精度を上たい場合、ブレーキとモータを別結線に変更してください。
さらに停止精度を上げたい場合には、インバータの制御により、停止時に速度を落としてから停止させることによって、精度を向上させることができます。
この場合もブレーキはモータを別結線に変更する必要があります。
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Q19台形ネジタイプのシリンダでブレーキは必要でしょうか?
A19

台形ネジのセルフロック性により荷重の保持が可能ですが、振動や衝撃が起こった場合、停止位置が変化することがあります。
特に据付方向が垂直の場合、昇降物が落下するおそれがありますので、ブレーキ機溝を取付けられることをお勧めします。

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Q20トルクリミター付のパワーシリンダのトルク設定はどのようになっていますか?また、設定トルクの低下はありますか?
A20

パワーシリンダの定格推力に対して、150~200%で設定しています。トルクリミターは摩擦式のクラッチですので、短時間で数回のスリップであれば、トルク低下は少なくそのままご使用は可能ですが、長時間スリップした場合は設定トルクが大きく低下し、モータトルクを伝達できず、シリンダが作動できない場合があります。

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Q21ストロークエンドで内部当て止めをしても問題ありませんか?
A21

エコシリーズ CDSタイプ、Fシリーズ(100~400Nタイプ:過負荷検知ユニットとの併用が必要です。)以外は当て止めできません。
他のシリーズで当て止めをする場合は、パワーシリンダのストローク範囲内で装置側に制限を設けていただき、推力検知機構を装備しているタイプをご使用ください。

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Q22パワーシリンダを2台連動で使用する場合、何故2台ともストローク調整用のリミットスイッチが必要なのですか?
A22

複数台連動の場合、パワーシリンダはそれぞれのモータでの駆動となります。
たとえ同じモータを同じタイミングで起動停止させたとしても、個々のモータですべりに個体差が発生しますので、このすべりの差がパワーシリンダのストローク誤差につながります。
誤差は5%程度なので、初期の段階では問題ありませんが、使用を続けていくうちにこの誤差は累積され、大きな誤差となり、シリンダや装置を破損させてしまいます。
この誤差を動作ごとでクリアにするため、それぞれのパワーシリンダにストローク調整用のリミットスイッチが必要になります。
ただし、動作において、それぞれのパワーシリンダに取付けたリミットスイッチで別々に停止させる回路を設けてください。
片方のリミットスイッチですべてのパワーシリンダを同時停止させないようにしてください。

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Q23ストローク調整用外部リミットスイッチは何個まで取付けられますか?
A23

Tシリーズで横取付けの場合、配線を考え、150mm間隔で取付可能です。縦取付けの場合、50mm間隔で取付け可能です。
その他のシリーズについては当社にお問い合わせください。

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Q24パワーシリンダ用のロータリエンコーダの出力形態はどうなっていますか?また、特殊対応も可能ですか?
A24

標準のエンコーダの出力形態は電圧出力となっています。
オープンコレクタ、ラインドライバ出力のものも対応可能ですので、当社にお問い合わせください。

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Q25塗装がはがれた場合、どうしたらいいですか?
A25

塗装がはがれたとしても、パワーシリンダの性能に影響はありませんが、その部分から錆が発生しますので、上から塗装などを施してください。
当社標準色が必要な場合は、標準色塗料のスプレー缶をご用意しておりますのでお問い合わせください。

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Q26パワーシリンダのロッド回転防止は必要でしょうか?
また、オプションの外部リミットスイッチユニットのLSロッドで回転防止は行えますか?
A26

パワーシリンダは構造上、回転力がロッドに発生します。リンク機構などではそれ自体で回転力を許容できる場合が多いのですが、ロープやチェーンなどを引っ張る場合、チェーンやロープは回転力を許容できず、捩れてしまいますので、別途ガイド機構を設けるか、シリンダ自体にオプションの『ロッド回り止め』をお選びください。
外部リミットスイッチユニットのLSロッドは剛性・強度が不足しているため、回転防止には使えません。

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Q27パワーシリンダにガタはありますか?
A27

先端金具や取付金具の隙間は穴部分H10、ピン部分d9 でガタが発生します。
また、ボールネジはC10 の精度等級ですのでその部分でもガタが発生します。
これらの組合わせで機械的ガタがあります。

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Q28トラニオン金具が固着しました。どうしたらいいですか?
A28

トラニオン金具が固着した場合、その部分を溶断するしかありません。
固着対策として、トラ二オンピンに固着防止用のグリースを塗布してください。
本体用のグリースと同じもので構いません。
また、トラニオン穴にブッシュを挿入した仕様もご用意できますので、当社にお問い合わせください

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