Q&A 減速機
お客様から寄せられました「よくある質問」をQ&A形式で掲載しています。質問をクリックして回答へお進みください。
DCブラシレスハイポイドモートル・DCブラシレスドライバ
Q&A内で語句を
●技術編
●オプション編
●選定編
●周囲環境編
Q38 | ブレーキなしの場合、停止時に自重により位置ずれは生じますか? |
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Q39 | 使用環境温度は何度まで対応できますか? |
Q40 | 屋外で使用できますか? |
Q41 | 別材質(ステンレス等)の軸への変更は可能ですか? |
Q42 | 高温雰囲気で使用した場合、どのような不具合が想定されますか? |

Q1 | ドライバと通信する際、PCにインターネット接続するためのLANケーブルをそのまま使用できますか? |
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A1 |
そのままではご使用できません。通信規格が異なるため、RS-485用にケーブルを加工いただく必要があります。
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Q2 | パラメータ設定方法は? |
A2 |
ドライバとPCやPLCを接続して設定できます。PC用には専用ソフトもご用意しております。
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Q3 | 製品の寿命はどのくらいですか? |
A3 |
製品の寿命は使用環境・条件によって異なります。推奨雰囲気での使用時の目安としては、20,000時間です。 質問へ戻る |
Q4 | 単相のAC100V電源で使用できますか? |
A4 |
ご使用できません。ただし、パラメータの設定変更のみであれば、単相100V電源の供給で可能です。 質問へ戻る |
Q5 | 簡易保持機能はどのようなときに使用できますか? |
A5 |
電気的な保持ブレーキとなりますので、搬送コンベヤ等での流れ作業中の一時停止用途に適しています。
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Q6 | 通常使用時の最大温度は何度ですか? |
A6 |
使用条件によりますが、モータ、ドライバともに、内部温度100℃が上限となります。
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Q7 | 他社製のドライバは使用可能ですか? |
A7 |
故障の原因となりますので必ず専用ドライバをお使いください。 質問へ戻る |
Q8 | バックラッシはどの程度ですか? |
A8 |
出力軸のバックラッシは減速比1/10で60分、その他は30分となります。 質問へ戻る |
Q9 | ドライバへの電源供給を切った場合、モータの停止位置は保持されますか? |
A9 |
本製品はアブソリュートエンコーダによる位置認識でないため、電源が切れた場合は、再起動した際の停止位置が原点になります。
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Q10 | ブレーキ付きの場合、ドライバを介さずにブレーキは解放できますか?また、ドライバが故障しても直接ブレーキに励磁して解放できますか? |
A10 |
ブレーキと24V電源を直接接続しての解放が可能です。
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Q11 | 停止方法として簡易保持とショートブレーキの設定が可能ですが、どう使い分けるのでしょうか? |
A11 |
負荷次第で使い分けいただくことで、停止時の位置ずれを防ぐことが出来ます。
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Q12 | PLCとドライバ間の制御はIOかシリアル通信(RS-485)かどちらですか? |
A12 |
どちらの通信方式にも対応しています。 質問へ戻る |
Q13 | 簡易保持機能の保持トルクは定格トルクと比較してどの程度ですか? |
A13 |
定格トルクの約67%程度です。また、あくまでも簡易保持機能ですので、保持は短時間(数秒程度)です。
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Q14 | PCとドライバの接続に失敗します。どこを確認すればいいでしょうか? |
A14 |
下記の項目をご確認ください。
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Q15 | 速度変動率はどの程度ですか? |
A15 |
およそ0.5%となります。これは、外部条件(負荷や温度など)が変化した際のモータの平均速度の変化率を表します。
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Q16 | モータとドライバをつなぐケーブルを延長する場合、最大長さは何mですか? |
A16 |
最大10mとなります。延長をお考えの場合はDCブラシレスハイポイドモートル延長ケーブル(別売品)をご使用ください。 質問へ戻る |
Q17 | ケーブルを長くするとどのような不具合が想定されますか? |
A17 |
10mを超えるとノイズの影響を受けて正しく動作しない恐れがあります。
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Q18 | モータ・ドライバ間の通信でノイズが発生した場合、どのような不具合が想定されますか? |
A18 |
モータの位置検出信号を誤認識して動作位置を間違える可能性があります(停止位置を通過する、停止位置手前で止まるなど)。
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Q19 | ドライバ・制御機器間の入出力信号ケーブルにノイズが発生した場合、どのような不具合が想定されますか? |
A19 |
信号を誤認識して、動作不安定になる可能性があります(モータが意図しないタイミングで動く/止まる、出力信号が意図しないタイミングでON/OFFするなど)。 質問へ戻る |
Q20 | 通信をする際、どのコネクタを使用すればいいですか? |
A20 |
モータを動作しながら通信したい場合はRS-485通信用のコネクタをご使用下さい。
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Q21 | 回生抵抗器はどのような場合に必要ですか? |
A21 |
昇降用途や慣性比が大きい場合に、負荷側からモータが回されて発電し、ドライバの過電圧保護が働く場合があります。
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Q22 | モータ延長ケーブルはどうやって繋ぎ合わせられますか? |
A22 |
ケーブルは両端のコネクタがオス・メスとなっていますので、そのままケーブルのコネクタを使用して繋ぎ合わせられます。 質問へ戻る |
Q23 | 通信ケーブルCN3の端末の50㎜より先はバラす・つなぐ事は可能ですか? |
A23 |
リード線はバラ線となっていますので、端末処理等を行っていただくことで繋ぎあわせる事が可能です。 質問へ戻る |
Q24 | モータ延長ケーブルは可動ケーブルですか? |
A24 |
可動ケーブルではありません。 質問へ戻る |
Q25 | microUSBコネクタで接続し通信しながら運転させることはできますか? |
A25 |
microUSBコネクタは主にパラメータ書き込み等のためのポートです。
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Q26 | DC電源で駆動するモータですか? |
A26 |
DCブラシレスモータという名称ですが、AC電源で駆動するモータです。
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Q27 | 誘導モータとの違いは何ですか? |
A27 |
一般的に三相モータを制御する場合はインバータによるオープンループ制御となります。
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Q28 | サーボモータとの違いは何ですか? |
A28 |
より高性能・多機能な分、高価になったのがサーボモータといった位置づけです。
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Q29 | DCブラシレスモータを選定する場合はどのような条件が必要ですか? |
A29 |
カタログ巻末やHPにテクニカルシートを掲載していますのでご活用下さい。 質問へ戻る |
Q30 | カタログのモーター特性図などに記載されている短時間とは具体的にどのくらいを指しますか? |
A30 |
加速・減速時の数秒程度となります。定格回転速度を超える長時間の運転は異常発熱の原因となりますのでおやめください。 質問へ戻る |
Q31 | ケーブル位置を変更する事は可能ですか? |
A31 |
90°ピッチで対応可能です。詳しくはカタログをご覧ください。 質問へ戻る |
Q32 | 減速比1/80以上の対応は可能ですか? |
A32 |
特形品として対応可能です。 質問へ戻る |
Q33 | 平行軸タイプの製作は可能ですか? |
A33 |
特形品として対応可能です。 質問へ戻る |
Q34 | ブレーキON/OFFはどの程度の頻度まで可能ですか? |
A34 |
機械式ブレーキは最大10回/分です。 質問へ戻る |
Q35 | 簡易保持機能はサーボロックと同様の使い方が出来ますか? |
A35 |
サーボモータに比べると、パルス分解能が低いので急発進/急減速性能は落ちます。
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Q36 | 誘導モータ+インバータの構成と比較して、停止精度は向上しますか? |
A36 |
ホールセンサの信号を用いて制御しているので、フィードバック制御なしの誘導モータ+インバータよりも精度よく停止できます。
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Q37 | ドライバの出力は何Vに対応していますか? |
A37 |
出力信号はDC30Vまで対応可能です。
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Q38 | ブレーキなしの場合、停止時に自重により位置ずれは生じますか? |
A38 |
簡易保持機能がありますので、短時間ですが自重による位置ずれを防ぐことが可能です(設定方法は取扱説明書のパラメータ設定【停止方法の選択】を |
Q39 | 使用環境温度は何度まで対応できますか? |
A39 |
モータ・減速機部分が0~40℃、ドライバが0~50℃までとなります。 質問へ戻る |
Q40 | 屋外で使用できますか? |
A40 |
モータ部はIP65ですが、屋外での使用は推奨しておりません。別途カバーを設けるなどの対策をお願いいたします。
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Q41 | 別材質(ステンレス等)の軸への変更は可能ですか? |
A41 |
検討いたしますので使用想定を含めて当社までご相談ください。 質問へ戻る |
Q42 | 高温雰囲気で使用した場合、どのような不具合が想定されますか? |
A42 |
モータ内の基板が破損してモータが動かなくなる恐れがあります。 質問へ戻る |