Q&A  減速機・変速機

お客様から寄せられました「よくある質問」をQ&A形式で掲載しています。質問をクリックして回答へお進みください。

トップランナーモータについて

Q1 トップランナー制度とは?
Q2 モータの効率クラスとは?
Q3 トップランナーモータによるコスト削減効果は?
Q4 トップランナーモータへ切り替える際の注意点は?
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Q1 トップランナー制度とは?
A1

資源高騰の影響とCO2削減の必要性を踏まえた世界的な省エネルギー意識の高まりにより、日本では経済産業省の「総合資源エネルギー調査会 省エネルギー基準部会 三相誘導電動機判断基準小委員会」にて、モータのトップランナー化に向けた所定の手続きを経て、
2013年11月1日付けで「省エネ法」の政省令・公示改正が公布・施行されました。
2015年4月以降、日本国内向けに出荷するモータのエネルギー消費効率を区分ごとに出荷台数により加重平均した数値が、
IE3の基準エネルギー消費効率(目標基準値)を達成する必要があります。

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Q2 モータの効率クラスとは?
A2

単一速度三相かご形誘導電動機の効率クラス(IEコード)は、JIS C 4034-30:2011にてIE1~IE3が定められています。

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Q3 トップランナーモータによるコスト削減効果は?
A3


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Q4 トップランナーモータへ切り替える際の注意点は?
A4

(1)モータ寸法が従来モータより大きくなります。据付時の周辺機器との干渉にご注意ください。
(2)モータ定格回転速度が高くなる傾向にあります。ポンプ・ファンなどを運転される場合、速度増加に伴い動力が増加し電力消費が増加する傾向にあります。
(3)モータ始動電流が大きくなる傾向にあります。配線用遮断器・電磁開閉器などの適性を検討する必要があります。
(4)モータ発生トルクが大きくなる傾向にあります。機械強度について適性を検討する必要があります。

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つばきPAT-Bシリーズ

Q1 従来扱っていたAPEX製精密遊星とは何が違うの?
Q2 出力軸に複列アンギュラベアリングを採用した理由は?
Q3 クランプ部の材質は?
Q4 オイルシールの材質は?
Q5 入力フランジの黒色は何の処理?
Q6 ステンレス材の具体的種類は?
Q7 テーパ軸のサーボモータは取り付け可能か?
Q8 入力軸タイプ(入力軸付き)は対応可能か?
Q9 カタログのマウントコード対比表の見方を詳しく教えて欲しい。
例えば1/30までしか表示が無いものは1/35以上は対応不可能か?
Q10 カタログの減速枠番に16A,22Aとあるが、どのようなものか?
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Q1 従来扱っていたAPEX製精密遊星とは何が違うの?
A1

APEX.DYNAMICS社との共同開発によるつばき製(ブランド)の減速機となります。
  1)本体のレーザマーク刻印でも「TSUBAKI」のブランドとなっています。
  2)つばきにて全数試運転出荷検査を実施してS/Nも管理してトレーサビリィティ-もあります。
  3)共同開発により、従来のAPEX製減速機の特長にプラスしてつばきの設計思想を盛り込んでいます。

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Q2 出力軸に複列アンギュラベアリングを採用した理由は?
A2

1)単列ボールベアリングに比べて定格容量(対荷重性)が大きい為です。
2)対荷重性を考えれば、テーパーローラーベアリングは有効ですが、特長である低騒音を維持するために、
  複列アンギュラベアリングを採用としました。


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Q3 クランプ部の材質は?
A3


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Q4 オイルシールの材質は?
A4

出力側、入力側ともフッ素ゴム製。APEX.DYNAMICS製オリジナルでネジシール構造となっています。
フッ素ゴムは、NBR(ニトリル)やシリコーンに比べて特に耐熱性に優れておりサーボモータの発熱影響を受けやすい減速機には、より品質的に安全なシール材質となっています。


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Q5 入力フランジの黒色は何の処理?
A5

入力フランジの材質はアルミです。黒色アルマイト処理(陽極酸化処理)により耐食性の向上を図っています。


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Q6 ステンレス材の具体的種類は?
A6

軸、ケースともSUS416です。
SUS416はマルテンサイト系です。焼入れ・焼戻し処理を行い組織を安定させた後に加工を実施しています。


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Q7 テーパ軸のサーボモータは取り付け可能か?
A7

申し訳ありませんが、入力軸クランプ部の構造上現在のところ対応不可能となります。

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Q8 入力軸タイプ(入力軸付き)は対応可能か?
A8

申し訳ありませんが、基本的には対応しておりません。
但し、製作ロット数や入力軸側に掛かる荷重等の条件により専用特型品として検討させて頂きます。

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Q9 カタログのマウントコード対比表の見方を詳しく教えて欲しい。
例えば1/30までしか表示が無いものは1/35以上は対応不可能か?
A9

表示内の速比は、モータトルクが最大に出力した場合でも減速機許容トルク内となる範囲としています。
表示していない速比群では、同じ枠番の取り付けは対応できますが、使用条件として許容トルク内でご使用ください。
上記の場合、1/30までは制約条件はありませんが、1/35より負荷制限が必要になります。
また表示されていない減速機枠番はモータ軸径の制限にて取り付けできない範囲もあります。

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Q10 カタログの減速枠番に16A,22Aとあるが、どのようなものか?
A10

 

2段減速の入力側専用枠番を示すものになります。
PAT-B160の2段入力側のモータ軸入力寸法は、最大φ11となりますが、PAT-B16Aではφ14まで取付可能となります。

 

PAT-B220の2段入力側のモータ軸入力寸法最大径φ14がPAT-B22Aでは、φ24まで取付可能となります。
よって寸法は大きくなりますが、減速部許容トルクなどの特性は、2段減速PAT-B220と同値となります。

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