トラブルシューティング 機械式過負荷保護機器
TGBシリーズ、TGXシリーズ共通
1 | 過負荷が発生したが作動しない |
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2 | 通常運転でショックガードが頻繁に作動 |
3 | 過負荷信号が出ているがショックガードが作動しない |
4 | 過負荷発生後、復帰操作をしたが復帰しない |
5 | ショックガードからガタが発生した |
TGEシリーズ、TGFシリーズ共通
6 | 過負荷が発生したが作動しない |
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7 | 通常運転でショックガードが頻繁に作動 |
8 | 過負荷信号が出ているがショックガードが作動しない |
9 | 過負荷発生後、復帰操作をしたが復帰しない |
10 | ショックガードからガタが発生した |
TGMシリーズ
11 | 過負荷が発生したが作動しない |
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12 | 通常運転でショックガードが頻繁に作動 |
13 | 過負荷信号が出ているがショックガードが作動しない |
14 | 過負荷発生後、復帰操作をしたが復帰しない |
15 | ショックガードからガタが発生した |
TGKシリーズ
16 | ショックガードにエア供給したが、クラッチONにならない |
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17 | 過負荷発生時にショックガードが作動しない |
18 | 過負荷が発生していないが、ショックガードが作動 |
19 | 過負荷又は、クラッチOFFの後、復帰操作をしたがクラッチONにならない |
TGBシリーズ、TGXシリーズ共通
1 | 過負荷が発生したが作動しない |
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原因1 | 設定トルクが高すぎる | 手当法 | 設定トルクを低いトルクより徐々に上げて機械にあったトルクに再調節する |
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2 | 通常運転でショックガードが頻繁に作動 |
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原因1 | 設定トルク不足 | 手当法 | トルク調節要領に従いトルクを増加させる |
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原因2 | 作動回数が多い為、トルクが低下した | 手当法 | ショックガードの交換 |
原因3 | 調節ナットの緩み | 手当法 | トルク調節後、ナットを押しネジで固定 |
3 | 過負荷信号が出ているがショックガードが作動しない |
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原因1 | 近接センサの隙間調節不良 | 手当法 | 近接センサの隙間を調節する |
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原因2 | 近接センサの不良 | 手当法 | 近接センサの交換 |
4 | 過負荷発生後、復帰操作をしたが復帰しない |
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原因1 | 復帰回転速度が高い為、一度復帰しても再動作している | 手当法 | 復帰回転速度を下げる(手動で復帰) インチング操作をする |
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5 | ショックガードからガタが発生した |
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原因1 | 設定トルクが装置の常用トルクに近い為、ピークロード時にショックガードが作動しはじめる状態となり、ガタが発生しているように見える | 手当法 | 設定トルクを装置を保護できる範囲で、出来るだけ高く設定する |
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TGEシリーズ、TGFシリーズ共通
6 | 過負荷が発生したが作動しない |
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原因1 | 設定トルクが高すぎる | 手当法 | 設定トルクを低いトルクより徐々に上げて機械にあったトルクに再調節する |
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原因2 | スプロケット等の取付ボルトが長すぎる為、ボルトとハブのフランジ部が接触しショックガードが作動しない | 手当法 | 適当なボルト長さに変更 |
7 | 通常運転でショックガードが頻繁に作動 |
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原因1 | 設定トルク不足 | 手当法 | トルク調節要領に従いトルクを増加させる |
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原因2 | 作動回数が多い為、トルクが低下した | 手当法 | ショックガードの交換 |
原因3 | 調節ナットの緩み | 手当法 | トルク調節後、ナットを押しネジで固定 |
8 | 過負荷信号が出ているがショックガードが作動しない |
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原因1 | 近接センサの隙間調節不良 | 手当法 | 近接センサの隙間を調節する |
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原因2 | 近接センサの不良 | 手当法 | 近接センサの交換 |
9 | 過負荷発生後、復帰操作をしたが復帰しない |
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原因1 | 復帰回転速度が高い為、一度復帰しても再動作している | 手当法 | 復帰回転速度を下げる(手動で復帰) インチング操作をする |
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10 | ショックガードからガタが発生した |
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原因1 | 設定トルクが装置の常用トルクに近い為、ピークロード時にショックガードが作動しはじめる状態となり、ガタが発生しているように見える | 手当法 | 設定トルクを装置を保護できる範囲で、出来るだけ高く設定する |
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TGMシリーズ
11 | 過負荷が発生したが作動しない |
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原因1 | 設定トルクが高すぎる | 手当法 | 設定トルクを低いトルクより徐々に上げて機械にあったトルクに再調節する |
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12 | 通常運転でショックガードが頻繁に作動 |
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原因1 | 設定トルク不足 | 手当法 | トルク調節要領に従いトルクを増加させる |
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原因2 | 作動回数が多い為、トルクが低下した | 手当法 | ショックガードの交換 |
13 | 過負荷信号が出ているがショックガードが作動しない |
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原因1 | リミットスイッチの調節不良 | 手当法 | リミットスイッチの設置位置を調節する |
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原因2 | リミットスイッチの不良 | 手当法 | リミットスイッチの交換 |
14 | 過負荷発生後、復帰操作をしたが復帰しない |
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原因1 | 復帰回転速度が高い為、一度復帰しても再動作している | 手当法 | 復帰回転速度を下げる(手動で復帰) インチング操作をする |
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15 | ショックガードからガタが発生した |
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原因1 | 設定トルクが装置の常用トルクに近い為、ピークロード時にショックガードが作動しはじめる状態となり、ガタが発生しているように見える | 手当法 | 設定トルクを装置を保護できる範囲で、出来るだけ高く設定する |
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TGKシリーズ
16 | ショックガードにエア供給したが、クラッチONにならない |
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原因1 | レギュレータのエア圧力設定が低すぎる | 手当法 | レギュレータのエア圧力設定を調節する |
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原因2 | シール部のエア漏れ | 手当法 | シールの交換 |
原因3 | エア配管の誤り | 手当法 | エア配管をチェックする |
17 | 過負荷発生時にショックガードが作動しない |
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原因1 | レギュレータのエア圧力設定が高すぎる | 手当法 | レギュレータのエア圧力設定を調節する |
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原因2 | 回転数が高い為、過負荷時にシリンダ内のエアが完全に排出されない | 手当法 | 急速排気弁をショックガードのエア供給口付近に設ける |
18 | 過負荷が発生していないが、ショックガードが作動 |
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原因1 | リミットスイッチの調節不良 | 手当法 | リミットスイッチの設置位置を調節する |
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原因2 | リミットスイッチの不良 | 手当法 | リミットスイッチの交換 |
19 | 過負荷又は、クラッチOFFの後、復帰操作をしたがクラッチONにならない |
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原因1 | 復帰回転数が高い為、一度復帰した後、再作動している | 手当法 | 復帰回転数を下げる インチング操作をする |
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原因2 | 復帰トルクより、常用負荷が低い為、完全にクラッチONにならない状態で従動側が回転 | 手当法 | エア圧力設定を低くして、一旦クラッチONにした後、通常圧力設定に戻して運転する |