Q&A 機械式過負荷保護機器
お客様から寄せられました「よくある質問」をQ&A形式で掲載しています。質問をクリックして回答へお進みください。
トルクリミター・トルクリミターカップリング
Q&A内で語句を

Q1 | 摩擦板はアスベストを使用していますか? |
---|---|
A1 |
現在は使用していません。1987年5月以前はアスベストを含む摩擦板を使用していました。 |
Q2 | 摩擦板材質は? |
A2 |
本摩擦材は無機・有機繊維と樹脂をベースに摩擦安定剤、補強材などを添加し、金型成型しております。 質問へ戻る |
Q3 | TL200のシャフトへの位置決め方法は? |
A3 |
軸止め輪あるいはエンドプレートをご使用ください。 質問へ戻る |
Q4 | トルクリミターカップリングをカタログ最高回転速度以上で使用したいのですが。 |
A4 |
スプロケットを歯先高周波焼入品にすれば、TL200~TL700のサイズは1800r/min、 |
Q5 | 水・油がかかる環境で使用可能でしょうか? |
A5 |
標準品ではご使用になれません。摩擦板に水や油がかかると摩擦係数が変わりますのでスリップトルクが変わります。 |
Q6 | どこまで大きなサイズを製作できますか? |
A6 |
15000N・mまで対応できます。それ以上のスリップトルクが必要な場合は都度ご相談ください。 質問へ戻る |
Q7 | TL350-2NAとありますが、NAは何を意味しますか? |
A7 |
1987年~1990年まではアスベストを含むものとノンアスベスト品を併売しておりました。 |
Q8 | TL250-1とTL250-2の違いは何ですか? |
A8 |
末尾の数字は皿バネの枚数を表しています。TL250-2はTL250-1と同じ皿バネを同じ向きに2枚重ね合わせたものです。 |
Q9 | ブシュの役目は? |
A9 |
トルクリミターがスリップした時にハブにかかるラジアル荷重を受ける役目をします。 質問へ戻る |
Q10 | TL500-1にスプロケットRS50-30Tをつける場合、ブシュはどれを選べばよいですか? |
A10 |
ブシュの長さ(厚み)はご使用されるセンタメンバ(スプロケット等)の厚みより短いブシュの中から |
Q11 | スプロケットの加工寸法は? |
A11 |
内径をブシュ外径に合わせて加工していただく必要があります。また、摩擦面(両面)を3S~6Sに仕上げてください。 |
Q12 | 軸穴加工はして頂けますか? |
A12 |
軸穴公差H7、新JISキー溝か加工済みのものを在庫していますのでご利用ください。 |
Q13 | トルク設定をする場合の0ポイントはどうして決めますか? |
A13 |
調節ナットまたは調節ボルトを手で締め付けてガタのなくなった状態を0ポイントとしています。 質問へ戻る |
Q14 | トルク設定はどのようにすればよいか教えてください。 |
A14 |
0ポイント決定後、調節ナット(ボルト)をゆるく締付けた状態から順次大きな締付量へと実機で確認しながら、 |
Q15 | トルク設定はしていただけますか? |
A15 |
設定トルクをご指示いただければトルク設定をして出荷いたします。但し、軸穴加工済み、センタメンバ付であることが必要です。 形番は末尾に設定トルク値をN・mで表示してください。 例:TL250-1-04022-TH18JD1-N9.8(9.8N・mにトルク設定) 質問へ戻る |
Q16 | スプロケット付、軸穴工済み品の出荷時のトルク設定はどうなっていますか? |
A16 |
特にトルク設定のご指示が無い場合は、各サイズ共調節ナット(ボルト)を120°で締付けています。 質問へ戻る |
Q17 | TL350-1にRS50の歯数20Tを使いたいのですが可能ですか? |
A17 |
TL350の使用可能最小歯数はRS50の場合21Tです。20Tですと外径が小さすぎてローラチェーンがハブと干渉してしまいます。 |
Q18 | 過負荷時のスリップを電気的に検出したいのですが。 |
A18 |
トルクリミターがスリップした時、回転速度の低下を近接スイッチとデジタルタコメータで検知する方法があります。 |
Q19 | トルクリミターカップリングでトルクリミター側あるいはカップリング側のどちらをモータ側に向けたらよいでしょうか? |
A19 |
駆動側、被動側の向きは特にありません。カップリング側の最大軸穴径の方が大きいので参考にしてください。 |
Q20 | TL200-1で注文するとブシュはついてきますか? |
A20 |
ブシュ長さが指定されておりませんのでついていません。 |
Q21 | TL250用の摩擦板と皿バネを注文したいのですができますか? |
A21 |
注文できます。摩擦板はTL250A、皿バネはTL250Sで手配してください。 |
Q22 | センタメンバとは何ですか? |
A22 |
トルクリミターに挟んでご使用いただくもののことです。 |
Q23 | RoHS適合状況を教えてください。 |
A23 |
ほぼRoHS適合品に切り替わっております。しかし、在庫の関係で一部切り替わっていない形番もあります。 |