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スナップカバー®チェーン設計資料
走行レールの基本
搬送はチェーンの引っ張り側で行い、たるみ側はチェーンの振動・コンベヤの脈動を防ぐため両端をゆるやかに曲げた走行レールで受けます。

チェーンのたるみ
駆動スプロケットの下側に90~140(運転中)のたるみが必要です。
走行レールの高さ
A = スプロケットのピッチ円直径 - ローラ径 2
走行レール端部の曲げ
走行レールのR寸法は、チェーンのバックベンド半径R(下表)より大きくします。
RF06B-SC | RS40-SC | RS50-SC | RS60-SC | RS80-SC | RS100-SC | |
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バックベンド半径R mm | 280 | 380 | 480 | 560 | 740 | 880 |
チェーンのガイド
- ・搬送側...必ずチェーンのローラで受けてください。プラスチックカバーで受けるとプラスチックカバーが早期に摩耗します。
- ・戻り側...プラスチックカバー全面を受けてください。
[搬送側]

レール幅(W):
一般的にはスプロケット歯幅とします。
[戻り側]

戻り側溝幅(X):
チェーン幅(L) + 2~3mm