技術資料 ケーブルベヤ - ケーブルベヤの選定 - ケーブルベヤ プラシリーズの選定

ケーブルベヤ プラシリーズの選定

TKP形・TKC形・TKMK形・TKMT形・TKR形・TKQ形・TKUA形の場合

ケーブル・ホース収納スぺースによるサイズの決定

内高さの決定

ケーブル・ホースの最大外径よりケーブルベヤの内高さを確認します。 (カタログ参照)

内幅の決定

ケーブル・ホースの外径と本数よりケーブルベヤ内幅を確認します。

ケーブルベヤ内幅≧Σ(外径×1.1)+仕切板板厚×仕切数

注)仕切板はスライドや固定によって取付寸法が異なります。

ケーブル・ホースの正しい配列方法

配列のポイント

  • ■ケーブル・ホースの外径と内幅間の隙間を確保ください。
  • ■ケーブル・ホースは横1列に設置してください。
  • ■ケーブル・ホース同士が干渉するような配列は避けてください。
  • ■ケーブル・ホースの本数は、ケーブル・ホースに無理な力が作用しない範囲にしてください。
  • ■仕切板付きのものは仕切板を取付けてください。できるだけ1空間に1本となるように仕切を決定してください。

仕切板について

仕切板はケーブル・ホース保護に重要なパーツです。できる限り仕切板をご使用の上、ケーブル・ホースを分けて挿入ください。

仕切板の役割
  • ■ケーブル・ホース同士の摺動を防ぐ
  • ■ケーブル・ホースのよじれを防ぐ
  • ■信号線について、ノイズの軽減
縦仕切板
  • ・材質:エンプラ
  • ・横方向にスライドできるタイプや、固定できるタイプがあります。(各形式の頁を参照ください)
  • ・通常、2リンク毎に取付けます。
  • ・部品にて納入します。
  • ・縦仕切板を固定するケース:ケーブル・ホースが暴れる場合、仕切板が動かされる場合があります。ケーブル・ホースの損傷の原因になります。
  • ・水平設置・水平旋回設置の場合、スライドできるタイプでは、ケーブル・ホースの重みで仕切板が下方向に動き、ケーブル・ホースの損傷の原因となる場合があります。
  • ※TKP45H25、TKP58H39には固定用スぺーサをオプションとして用意していますのでご相談ください。
横仕切板
  • ・材質:エンプラまたはアルミ
  • ・縦仕切板に取付けます。※縦仕切板が2個以上必要です。
  • ・縦仕切板の形状によって、取付方法が異なります。
  • ・2リンク毎に取付けます。
  • ・部品にて納入します。

※TKV形・TKI形ケーブルベヤの選定は当社へお問合せください。