適用事例集 カムクラッチ - 22. スティック包装機

アプリケーション

オーバランニング

カムクラッチの内外輪がかみ合ってトルクが伝達されている場合と、内外輪の回転速度の差や回転方向の違いによって、
空転を続ける場合とが任意に繰り返される使用法です。自動車のフリーホイルの動きと同様です。

対応機種

採用機械

スティック包装機

適用事例

レイアウト

使用目的と動作説明

グリッパーは・・・

1. フィルムを挟んで下へ下ろす。

2. フィルムを放す為に横へ移動する。

3. 横へ移動したまま上に上がる。

4. 再びフィルムを掴む為に閉じる。

グリッパーがフィルムを放した時の弛み防止の為に一定のテンションがかかっており、逆転する事があります。
その対策としてBBシリーズを利用し、逆転防止機構を取付けたものです。

カムクラッチ使用のメリット

  • ・小さな空間にワンウエイクラッチと軸受の機能を併せ持ち、スペースが有効活用できます。
  • ・内外輪の間に多数のカムを配列することにより、シェル形ローラクラッチに比べて大きなトルクを伝達できます。