ツール搬送装置の駆動方式にロングベルトを採用し、構造簡素化とコスト削減を実現
ロングベルト
概要
マシニングセンタ用ツールマガジンでは、ツールを取り出す昇降・走行機構の駆動方式において、装置構成の簡素化とコスト低減が課題となっていました。
そこで、ロングベルトを採用することで、モータを可動部に搭載せずに駆動できる構成となり、可動部の軽量化を実現しました。
これにより、移動用ケーブルが不要となるケーブルベヤレス構造が可能となり、保守性と信頼性が向上しています。
シンプルな構成で安定した動作を確保しつつ、装置全体のコスト低減にも貢献しました。
課題
マシニングセンタ用ツールマガジンでは、ツールを格納したラックから目的の位置まで、取り出し機構を正確かつスムーズに昇降・走行させることが求められます。
従来、この搬送機構にはラックアンドピニオン方式が用いられることが多く、駆動用モータを取り出し機構と一体で移動させる構成となるため、可動部の重量増加や構造の複雑化が課題となっていました。
また、モータの移動に伴いケーブル配線も追従させる必要があり、装置全体のコストやメンテナンス性の面でも改善の余地がありました。
採用製品
ロングベルト
ロングスパンで使用できるオープンエンドベルトです。
往復駆動やロングスパンの伝動に最適。
歯数指定 / メートル指定 / 定尺指定の3パターンの長さ指定が可能です。
PXベルトRC仕様・ウルトラPXベルトHC仕様・HA仕様・HY仕様からお選びいただけます。
製品採用による効果
昇降・走行部にロングベルトを採用したことで、プーリを回転させるだけで取り出し機構を駆動できる構成となり、モータを可動部に搭載する必要がなくなりました。
これにより可動部の重量が大幅に軽減され、装置全体をシンプルな構造で構成できるようになっています。
また、モータが固定されることで移動用ケーブルが不要となり、ケーブルベヤレス化を実現。配線トラブルの低減や保守性の向上にもつながりました。
ラックアンドピニオン方式と比べて構成部品を抑えられるため、装置コストの低減と安定した搬送動作の両立を可能にしています。
さらに、装置内の他の可動部では用途に応じてケーブルベヤなどの製品も組み合わせることで、装置全体を用途別に最適化した構成となっています。
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