技術資料 直動機器 パワーシリンダ選定

選定:エコシリーズ・CDSタイプ

必要条件

使用機械と使用方法

推力または荷重 N{kgf}

ストローク mm

速度 mm/s

使用頻度起動回数/min

電源電圧, 周波数

使用機械の負荷の性質

使用環境

使用時間と年間稼働日数

選定手順

  • (1) 推力、速度、ストロークをもとに標準機種一覧表(こちら)より適用形番を選んでください。
  • (2) 選定したシリンダの起動回数が許容値内であることを下の表にて確認してください。(表1)
  • (3) 推力─速度線図にて使用条件を満足するか確認してください。(図1)
  • (4) 搬送でご使用の場合、搬送物の質量が許容値内か確認してください。(表2)
  • (5) 必要に応じてオプションを選んでください。

こちらの各注意事項も必ずお読みください。

表1 許容起動回数

起動回数/min
形番 ストローク
mm
推力 N
100 250 500 1000
LPE025H 100 15 12 - -
200 15 12 - -
300 10 10 - -
400 9 5 - -
500 8 4 - -
600 6 3 - -
LPE050L 100 15 10 5 -
200 8 8 5 -
300 5 5 5 -
400 5 5 3 -
500 5 4 2 -
600 4 4 2 -
LPE050H 100 15 12 10 -
200 12 10 8 -
300 10 10 6 -
400 9 8 5 -
500 8 7 4 -
600 7 6 3 -
LPE100L 100 12 10 8 5
200 8 8 8 5
300 5 5 5 4
400 5 5 5 3
500 5 5 4 2
600 4 4 4 2

表2 慣性を考慮した搬送物質量

単位:kg
形番 水平 垂直
LPE025HT 50 25
LPE050LT 100 50
LPE050HT 100 50
LPE100LT 200 100

図1 推力─速度線図

推力─速度線図
推力─速度線図
推力─速度線図
  • ※上記表1・図1のデータは周囲温度20℃での数値です。周囲温度その他の条件により数値が変化することがありますので、目安としてお使いください。
  • ※パワーシリンダを選定される場合、使用荷重(静時・動時)は、定格推力を超えないように安全率を見込んだ十分な推力のパワーシリンダをお選びください。