技術資料 クラッチ 取扱
MXシリーズ 取扱注意
- 1. 外輪に取付けるスイングアームやギヤなどは、外輪の外周部B寸法(こちら)とインロにして、外輪端面のタップ穴を利用してしっかりと取付けてください。そのインロ部の公差はH6、またはH7を推奨します。
- 2. 軸と内輪のはめあいは最大シメシロ0.025mmまでのしまりばめを推奨します。
- 3. キーは側面にガタのないよう、適正寸法の平行キーを充分すり合わせてご使用ください。キーの天井を、利かすことは絶対に避けてください。
JIS B1301-1996(新JIS)平行キー(普通形)をご使用ください。 - 4. 高精度の送りを実現するためには、適正なサイズのカムクラッチを選定することと同時に、高精度のブレーキ、および逆転防止用カムクラッチが必要です。更に、カムクラッチを軸に取付ける際、キーとキー溝のガタをなくすることも重要です。高い送り精度は、これらの要素が組合わされて、はじめて可能になります。
高精度スリッピングブレーキ『トルクキーパー』をブレーキとしてご使用になることをお薦めします。 - 5. 潤滑およびメンテナンスについてはこちらを参照ください。
