技術資料 クラッチ 取扱
MG-Rシリーズ 取扱注意
- 1. MGシリーズのカムクラッチに、オイルリザーバを取付けたシリーズです。熱放散性に優れていますので、連続空転で使用するコンベヤの逆転防止(減速機中間軸取付)に最適です。
- 2. 外輪をトルクアームで固定し、内輪を減速機中間軸に取付けて使用します。
- 3. トルクアームの取付は、外輪端面のタップ穴を利用して強度区分10.9以上の強度のボルトでしっかりと取付けてください。トルクアームとベースの固定は、下図のように2~3mmのクリアランスをとってください。リジッドに固定すると故障の原因になりますのでご注意ください。
- 4. クラッチの軸への取付けには、必ずエンドプレートを使用し、パッキン、シールワッシャを用いて軸端部からの油漏れを防いでください。(取付図参考)エンドプレート、パッキン、およびシールワッシャは、ご使用時に貴社にてご用意ください。
- 5. オイルリザーバを外輪に取付ける際、パッキンを忘れずに使用してください。更に、クラッチ外輪のプラグのうち、1つが必ず下になるようにし、(ドレンプラグ)オイルリザーバの給油プラグは、上になるようにしてください。
- 6. 粉塵の多いところでご使用になる場合は、オイルシール部に、別途、防塵対策をほどこして、オイルシールを保護してください。
- 7. 製品ページ構造図の矢印方向から見た内輪のかみ合い回転方向を、ご注文の際必ず指示してください。右回転かみ合い時は(RH)、左回転かみ合いの時は(LH)です。
- 8. 潤滑およびメンテナンスについてはこちらを参照ください。
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構造

ご注文時、矢印方向から見て、内輪の噛み合い回転方向を決定ください。
※右噛み合い(RH)、左噛み合い(LH)
