適用事例集 カムクラッチ - 12. 製袋機
アプリケーション
インデキシング
回転間欠送りとも言います。
外輪の一定サイクルの運動を、間欠的な回転運動に変えて、内輪(軸)に伝達します。
高頻度のかみ合いと空転を繰返す使用法です。
対応機種
- ・MI-Sシリーズ等
採用機械
製袋機

適用事例
レイアウト
使用目的と動作説明
プラスチックフィルムを一定の長さで正確にカッティングする為に使用されます。
偏芯板からの往復運動をラック&ピニオン方式で増速し、カムクラッチの外輪に正逆回転を与えます。
内輪は間歇的に一方向に送られ、プラスチックフィルムが間歇的に送り出されると、ヒートシールと
カッティングによって袋に仕上げられます。
正確な送り精度を得るために・・・
上記にて説明した動作の場合、ローラの慣性を止め、
正確な送り精度を得るために必ずブレーキが使用されます。
左図にブレーキについて自動車を例にあげました。
弱いブレーキの時と強いブレーキとでは静止するまでに
送り誤差が生じます。高い精度の送り誤差を無くす為には、
安定したトルクが得られるブレーキが必要となります。
カムクラッチ使用のメリット
- ・サーボモータに比べてイニシャルコストを抑えられます。