技術資料 減速機 DCブラシレスモータ 取扱
ここでは、DCブラシレスハイポイドモートル・ドライバに関する一般取扱について記載しています。
詳細につきましては、製品に添付しています取扱説明書をご参照ください。
運転
1. 始動前点検
据付・配線が終わりましたら、スイッチを入れる前に次の点を調べてください。
- ・遮断器や過電流リレーは適当なものが入れてあるか。
- ・配線の間違いはないか。
- ・設置線は確実につながっているか。
なお、未然に危険を防止するために...
本DCブラシレスハイポイドモートルが運転されることにより、危険が予測される場合や正常に機能しなくなった場合でも、危険な状態にならないよう、装置側で配慮いただくようお願い致します。
2. 電圧および周波数の変動
モータにかかる電圧および周波数が規定の値でないときは、特性が変化しますので注意してください。
モータの電圧は定格電圧の上下10%以内の変動であれば差しつかえありません。
3. ならし運転
出荷時ならし運転は行っておりません。
4. 負荷
規定以上の負荷をかけますとモータやギヤの寿命にも影響を与え、DCブラシレスハイポイドモートルを損傷させる原因になります。
DCブラシレスハイポイドモートル・ドライバの銘板に定格電流値が記載されていますので、この値を超えることのないようにご注意ください。
無負荷(軽負荷)時においては、発熱する傾向があります。
5. 運転開始後の確認
運転開始後、次の項目を確認してください。
- a. 回転方向は正しいか。
- b. 電流の最大値が銘板記載値内であるか。
- c. 異常な振動や騒音がないか。
- d. 起動頻度は多くないか。
- e. 衝撃の発生はないか。