ケーブルベヤ® プラシリーズ 特殊仕様

ロングスパン仕様

  • ケーブルベヤ支持ローラ2カ所設置時の能力線図のフリースパンを越える長いストロークが必要な場合に、ケーブルベヤがガイドレール上をスライド走行する使用方法です。
    適用品種-TKP形・TKC形・TKMK形・TKMT形

[クリックで拡大]

注記

スライド部に鉄粉や粉塵などの摩耗を促進する物質が介在すると異常摩耗または座屈が発生する場合があります。レール上やケーブルベヤ自体にそういった物質が堆積しないように対策してください。

ロングスパン仕様一覧表

ロングスパン仕様に対応している品種はロングスパン仕様一覧表を参照ください

このページの上へ戻る

使用上の留意点

※ご使用にあたっては以下の点にご留意ください。

  • ■ ガイドレールを必ず設置してください。
  • ガイドレールは当社の専用レールが便利です。貴社にて製作の場合は上図を参考にしてください。
  • ■ H′寸法に注意してください。
  • 標準設置レイアウト時のH′寸法と異なります。ロングスパン仕様一覧表に掲載の寸法にて設置してください。この寸法が高すぎたり低すぎたりすると、ケーブルベヤが座屈したり浮き上がったりする要因となり、ケーブルベヤが破損するおそれがあります。
  • ■ 十分な余裕長さ(K寸法)を確保してください。
  • 標準設置レイアウト時の余裕長さと異なります。ロングスパン仕様一覧表に掲載の寸法以上となるようにリンク数を設定してください。この寸法が小さいと、フリースパン長さが最も短い位置に移動端があるとき、リンクが逆側に無理に屈曲させられることとなり、ケーブルベヤが破損するおそれがあります。
  • ■ 特形の移動端金具が必要です。(一部の形番を除く)
  • 特形の移動端金具は両方向に屈曲するようにしています。また、TKP45H25・TKP58H39のみ、ピンの出代寸法が標準品と異なります。
サイズ ピンの出代
TKP45H26 W38 内幅 W+40
上記以外 内幅 W+42
TKP58H39 内幅 W+45
TKP68H46 (取付金具使用時) 内幅 W+46

■ 固定端金具にはFOAをご使用ください。

固定端金具がFIA、FIBの場合、下図(中)のように固定端金具取付部と上側のケーブルベヤが接触するので使用できません

また、FCの場合は下図(右)のように固定端金具とガイドレールが接触するので使用できません。


[クリックで拡大]

■ 機械本体が移動端金具より左側に来ないよう、ご注意ください。

機械本体が移動端金具より左側にあると、ケーブルベヤが左に走行した時(下図参照)、機械本体とケーブルベヤが干渉するおそれがあります。


[クリックで拡大]
このページの上へ戻る

ロングスパン仕様・スライドシュシリーズ

ロングスパン仕様・スライドシュシリーズは長ストローク・高速移動での長寿命化、省力化、ランニングコスト低減によるトータルコストと環境負荷低減に貢献します。

■特長1. 長寿命化

摺動特性・耐摩耗性に優れた樹脂材料の採用(難燃性規格:UL規格94HB相当)と磨耗代(許容摩耗量)アップの効果により、ケーブルベヤの長寿命化を実現。


[クリックで拡大]

[クリックで拡大]

■特長2. 省力化

ケーブルベヤの走行抵抗が低減され、機械側駆動力の省力化に寄与。


[クリックで拡大]

■特長3. ランニングコストの低減

スライドシュが摩耗寿命に達した場合、ケーブルベヤ本体に損傷が無ければ、スライドシュの交換のみで継続使用可能。

スライドシュを取付けていない場合にくらべ、取替えに要する部品費用と工数を大幅に削減できます。

このページの上へ戻る

スライドシュ対応品種一覧

品種 サイズ ピッチ 内高さ 内幅 屈曲半径 スライドシュ
取付
TKP形 TKP58H39 58 39 50・75・100・125 75・90・125・150・200 オプション
TKP68H46 68 46 75・100・125・150・175 75・100・125・150・200・250 オプション
TKP91H56 (注 91 56 150・175・200・225・250・275・300・325・350・400・450・500 200・250・300
TKP91H80 (注 91 80 150・175・200・225・250・275・300・325・350・400・450・500 200・250・300・350・400
TKMK形 TKMK47H28 47.5 28 56・104・152・192 100・160・200
TKMK65H42 65 42 66・106・154・194・258 95・115・145・220
TKMK95H58 95 58 114・162・210・258・306・402・514 140・170・200・290
TKMK125H72 125 72 151・247・359・407・455・503 180・220・260・340・380
TKC形 TKC91H56 (注 91 56 150・200・250・300・350・400 200・250・300
TKC91H80 (注 91 80 150・200・250・300・350・400 200・250・300・350・400
TKMT形 TKMT47H26 47.5 26 56・80・104・152・192 100・160・200
TKMT65H38 65 38.5 66・106・130・194・258 95・115・145・220
TKMT95H54
(プラカバータイプ)
95 54.5 114・130・162・258・306 140・170・200・290
TKMT125H68 125 68.5 135・183・247 220・260・340・380

注)固定端金具(プラブラケット)も特形(スライドシュ付)になります。

このページの上へ戻る

リンク数の計算

※固定端がストロークの中央の場合、小数点以下はわずかでも切り上げて整数とします。

■ 計算例 TKP45H25-30W58R50を移動ストローク10mで使用する場合。

ロングスパン仕様のアプリケーション例

移動台車

溶断機

クレーン

このページの上へ戻る