プラローラチェーンKV仕様 特長
従来のプラローラでは対応できない『高温(180℃)環境』や『耐薬品環境』でも仕様可能なプラローラチェーンKV仕様
対スチールチェーン比 チェーン質量30%軽減
ローラが樹脂製なのでチェーンの質量が30%軽減
これにより、取扱い性が向上するほか、チェーン張力の軽減による長寿命化、電力消費の軽減にも!
対スチールチェーン比 騒音3~4dB低減
スチールローラでは金属接触による騒音が発生しますが、樹脂製ローラでは騒音が発生しにくくなります。
KV仕様の樹脂ローラは対スチール比で-3~-4dBを実現可能です。
※標準プラローラはスチール比-5~-7dB、低騒音仕様は標準プラローラからさらに-5~-7dB
無給油状態で低摩擦係数を実現
樹脂ローラの原料は石油なので、無給油状態でも給油を実施している状況と同様の摩擦係数になります。
この樹脂ローラの自己潤滑によりローラの転がり摩擦係数は、無給油状態のスチール製チェーンに比べ30%軽減します。
高温炉内でも樹脂ローラが使用可能
従来の樹脂製品の使用温度範囲は60℃までですが、KV仕様のローラは特殊なスーパーエンプラを使用しているため、180℃の高温炉内でも連続使用可能です。
導電性あり
KV仕様のローラは表面抵抗値が低く(10^6Ω)静電気を帯びにくい仕様です。静電気の発生を嫌う弱電業界や塗装業界で多数の採用事例があります。
難燃性規格に適合
高い難燃性を有します。
ローラが摩耗しにくく長寿命
高温環境下のドライ・ウェットどちらでも従来のプラローラに比べて大幅に向上しています!
また、スチールローラチェーンと比べてもローラの自己潤滑作用により長寿命が期待できます。
食品衛生法に適合
KV仕様のプラローラは食品衛生法に認可された材料を使用しています。
食品業界で多数の実績があります。
耐薬品性にすぐれた樹脂ローラ
洗浄などの薬品に優れた耐性を持ち、各種薬品に強い
チェーン仕様と耐薬品性 (※ベースチェーンをスチールにした場合はベースチェーンの耐薬品性によります)
| 薬品・液体/材質・仕様 | KV仕様特殊エンプラ | ポリアセタール | 耐薬品シリーズ | ポリアミド・強化ポリアミド | 超高分子量ポリエチレン | SUS304 (18.8SUS) |
析出硬化ステンレス (SUS630) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| アセトン | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
| 油(植物・鉱物) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| アルコール | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| アンモニア水 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ウイスキー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 塩酸(2%) | ○ | ||||||
| 過酸化水素水 | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | ||
| 苛性ソーダ (25%) |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
| 牛乳 | ○ | ○ | ○ | △ | ○ | ○ | ○ |
| クエン酸 | ○ | ○ | △ | ○ | ○ | ○ | |
| クロム酸 | △ | ○ | ○ | ○ | △ | ||
| 酢酸 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
| 四塩化炭素 | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | ○ | ○ |
| 次亜鉛素酸ソーダ | ○ | ○ | ○ | ||||
| 次亜鉛素酸ソーダ 洗浄時200PPM以下 |
○ | ○ | ○ | ○ | |||
| 次亜鉛素酸ソーダ 洗浄時50PPM以下 |
○ | ○ | ○ | ○ | |||
| 硝酸(5%) | ○ | ○ | △ | ○ | △ | ||
| 食酢 | △ | △ | △ | ○ | △ | ||
| 水酸化カリウム | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
| 清涼飲料水 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 石鹸水 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 乳酸 | ○ | ○ | ○ | △ | ○ | ○ | △ |
| ビール | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| フルーツジュース | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ |
| ベンゼン | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | ○ | ○ |
| 野菜ジュース | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 硫酸 | ○ | ||||||
| 燐酸(10%) | △ | △ | ○ | △ | △ | ||
| ワイン | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
○: 耐薬品性十分あり, △: 使用条件により耐薬品性あり
[注意]上表は20℃の実験室での結果であり、保証の程度を表したものではありません。実際の使用にあたっては、湿度・使用条件など総合的に検討してください。
※チェーンの耐薬品性は本体ピン(SUS304相当)の耐薬品性も考慮したものです。
※洗浄後は必ずすぐに水で薬品を洗い流してください。


