SRDシリーズ (直接式)
- 小形パワープレスのように、フライホイール効果のある負荷に適した経済的な機種です。
- SRクラッチは簡単なレバー操作により、連続回転している外輪(駆動側)から内輪(負荷側)へ、1回転または整数回転を与えるクラッチです。
- SRDシリーズはプレス機のように高慣性モーメントの負荷に適しています。
- トルク範囲:24.5~147N・m
特長
- ・優れた応答性
外輪(駆動側)の内面は真円筒ですから、レバーによりON・OFF指令を与えると瞬時に内外輪がかみ合い、または外れる、応答性抜群の機構です。 - ・噛合いが確実
外輪と内輪の間でローラがクサビ状になって噛み合うため、スリップが全くありません。 - ・停止位置が一定
OFF(噛み外れ)位置が常に一定ですから、停止位置の誤差が累積しません。 - ・耐久性は抜群
多数のローラでトルクを受持ち、部品間に磨耗部が少なく、更に高精度な仕上げにより長寿命が期待できます。
構造
- ・SRDシリーズの主要な構成部品は、内輪・外輪・ローラ・トリップカムケージ・コイルバネです。
(SRD15は小ネジがスプリングピンになっています。) - ・ご注文時、矢印方向から見て、内輪の噛合い回転方向を決定ください。※右噛合い(RH)、左噛合い(LH)
形番表示例
SRD | 15 | - | LH |
| シリーズ名 |
| 軸穴径:mm |
| 構造図の矢印側から見た噛み合い方向 RH:右噛み合い LH:左噛み合い |